casestudy

ケーススタディ

Case Study

ケーススタディ アーツ・アンド・アーキテクチャー ミッドセンチュリースタイル デザイナー #8 イームズ邸 #22 スタール邸

1945から1966年にかけて、アメリカ西海岸、ロサンジェルスを中心に、プロトタイプ住宅が計画された。参加した建築家は、チャールズ・イームズ、エーロ・サーリネン、リチャード・ノイトラなど、アメリカのミッドセンチュリーを代表する巨匠たちだ。 「ケース・スタディ・ハウス=CSH」と名づけられたこの住宅たちは、その頃の全世界の人々を魅了した。現代においても、モダン住宅の理想的なプログラムとなっている。

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arts and architecture

アーツ・アンド・アーキテクチャー

Arts and Architecture

『アーツ&アーキテクチャ-』誌の編集長ジョン・エンテンザの呼びかけによって始められた、アメリカ建築史に最も貢献度が高いといわれる建設プロジェクトともいえる。 大戦後の住宅供給不足の状況から来るべき建設ブームを予感したエンテンザは、低コストで大量生産(鋼やガラスの構成要素を組みたてるだけ)の建材を用いた複製可能な近代住宅のプロトタイプの制作を、最も活力のみなぎる世代の建築家に呼びかけた。

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mid century

ミッドセンチュリースタイル

Mid Centry Style

ミッドセンチュリースタイルとは、1940年代から60年代にアメリカを中心に起こった近代主義に基づいたデザインムーブメントを指す。「mid-century」とは、半世紀という意味。そこから半世紀以上経過した現在もなお人気があり、斬新さを持ち続け、その魅力は色あせていない。当時つくられた多くの椅子やテーブルも、人気を保ち、その当時作られたプロダクトを「ミッドセンチュリー・モノ」と言うこともある。

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designers

デザイナー

Designer

チャールズ・イームズ:Charles Eames 1907年、ミズーリ生まれ。ワシントン大学で建築を学び自身の建築事務所を設立。数多くの建築を手がける。ミッドセンチュリー・モダンの巨匠と呼ばれているイームズの活躍の幅はファニチャーのデザインにとどまらず、記録映画の制作や万国博覧会のプランニングなども行い、多方面にわたるものであった。ラウンジチェア&オットマン やアルミナムチェアは有名。妻のレイ・イームズと共に合板やプラスチック、金属といった素材を用いて、20世紀における工業製のデザインに大きな影響を与える作品を残した。

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eames house

#8 イームズ邸

Eames House

住居とスタジオに分かれた2つの直方体とそれに挟まれた中庭になり、規格品である黒いスチールサッシをもつ軽量鉄骨フレームには、透明・半透明のガラス、赤や青のパネル、石綿・スタッコのボードがはめ込まれ、豊かな表情のファサードと内部空間を作り出しており、規格化された工業製品と構造部材,少ない経費と短い工期でも快適な美しい住宅が可能であることを示した。

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stahl house

#22 スタール邸

Stahl House

ロサンゼルスの街を見渡す、この夜景とガラス張りの住宅。 それは、誰もが見たことがあるくらい有名なものとなった。 ここには、大量生産や合理性とは違った独自性がある。 大量消費社会における、イメージの役割が浮き彫りになってくる。

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